これからお花を始めたい方へ。コロナ禍で変わったお花に対する意識の変化。

新年明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました♪今年もフラワーアレンジメントの楽しさを多くの方にお伝え出来るよう、皆さんにお力を頂きながら、自分なりに楽しんでいきたいと思っております。本年もHANARAをどうぞ宜しくお願い致します。

新年のレッスンは資格取得コースの生徒様は1月12日~、それ以外の生徒様は1月19日(火)~のスタートになります。詳しくは前回のブログをご覧ください。

さて、今回のブログではこれからお花を始めたい・習いたい方に向けたお教室選びのポイントについてお話したいと思います。

激動の2020年が終わり、いよいよ2021年が始まりました。新型コロナの出現により、生活は大きな変化を余儀なくされ不安な毎日が続いています。

花業界ではコロナ禍に突入した昨年3月、卒業式の延期などにより大打撃を受けました。生花市場にお花が余ってしまい行き場のなくなったお花たち。

その後も緊急事態宣言が出され、結婚式やイベントも中止や延期が続き生花店は大変なご苦労をされたとお聞きしました。

しかし、そんな状況の中でも花業界には明るい兆しも。ステイホーム期間中にお花をお部屋に飾る人が増え、これまでお花に興味がなかった人がお花に目を向け始めたのです。メディアでもお花に関する特集が組まれているのをよく目にします。

自粛ムードで暗い気分になりがちだった毎日がお部屋にお花を飾るだけで気持ちが癒された、という声を多く聞くようになりました。

それがきっかけとなりもっとお花を知りたい方が、フラワーアレンジメント教室に興味を持ち始めています。HANARAでも実際に昨年後半から、インスタや口コミで新しいお客様にお越し頂いています。

そこでこれからフラワーアレンジメントを習いたいと思っている方に向けてお教室の選び方のポイントを2回にわたってお伝えしたいと思います。

【これからお花を始めたい方へ。花教室の選び方①】

まずは、ご自身がどのジャンルのお花を学びたいかを知る事から始めましょう。一口に「お花」と言っても生花やプリザーブドフラワーなど様々なジャンルあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、一つずつご説明致します。

◇生花(フレッシュフラワー)

お花といえばコレ、です。フラワーアレンジの王道が生花アレンジメント。まず手に入りやすい。近くのお花屋さんはもちろんスーパーでも簡単に購入することができます。種類が豊富で季節感を感じやすいことも特徴の一つです。しかしご存知の通り水替えなどのお手入れが必要なこと、また楽しめる期間が短い事などがデメリットとして挙げられます。また教室を運営する立場にたった場合、生花の場合レッスンの延期ができません。生ものであるため、暑い時期の管理方法など取り扱いに関する十分な知識が必要です。

◇プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは本物のお花を枯れないように加工したフランス発祥の花材です。日本では2000年頃から流通しはじめ、当初はデパートなどで高級贈答品として扱われるようになりました。現在では町の花屋さんでもギフトとして人気を集めています。何よりもお手入れ不要で枯れず長く楽しめるのが最大のメリットです。湿気と直射日光に気を付ければ長ければ5年以上楽しむことも可能です。デメリットとしては、生花などに比べて価格が高いこと・種類が少ないことなどがあります。また自分でアレンジを楽しみたい場合、近くのお花屋さんでは手に入りにくいことも挙げられます。
ですが、本物に近い質感とお手入れが不要なこともあり、お祝いの席やお見舞い・記念品のお花として各方面から人気のあるジャンルといえます。

◇ドライフラワー

ここ2~3年で再びブームとなっています。ナチュラルなインテリアや生活スタイルとともに人気が高まってきているジャンルです。特に人気なのが壁掛けの花束「スワッグ」です。テレビなど各メディアでも取り上げられ初心者の方でも束ねるだけの簡単アレンジが人気を博しています。ドライになりやすい生花は近くのお花屋さんでも手に入れることができますので、こちらもお手軽価格で楽しめるジャンルとなります。ただし、贈答品には向きません。若い世代同志が気軽なプレゼントとして贈るなら問題ありませんが、記念品やお祝い・お見舞いなどの品には枯れた花は向かないでしょう。特に高齢者には良さが伝わりにくいかもしれませんね。

壊れやすいのもドライフラワーの欠点です。

◇アーティフィシャルフラワー

アーティフィシャルフラワーは高級造花という意味です。一口に造花と言っても近年は、本物と見まがうような美しく精巧な品質のものが多く出回っています。100円ショップの造花も侮れません。(実は私もレッスンでかなり使っています。)価格はピンキリですが、安いものでも組み合わせ次第で十分素敵なアレンジになります。ただし、生花やプリザーブドフラワーに比べるとアーティフィシャルフラワーは見劣りします。質感も触れば造花と分かってしまうので、はやりお祝いのお花や記念品となると敬遠される方が多いようです。しかし、最近では種類も豊富に出回っていますのでアーティフィシャルフラワー専門のお教室も増えてきています。


ここまでは、それぞれのジャンルの特徴についてお話しました。どのジャンルのお花を学びたいのか、魅力的に感じるのか実際教室に行かれて体感されるのも良いと思います。次回は学びたいジャンルが決まった後の、実際の教室の選び方についてお話する予定です。お楽しみに。

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HANARA

-花と暮らそう- 奈良/宇陀 プリザーブドフラワーアレンジ教室 (フラワーエデュケーションジャパン認定校)

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